花模様/専慶流 ●2022年6月1日発行/専慶流いけばな眞樹会主宰・西阪慶眞

生花 西阪慶眞作


●透かし効果で自然な表情を

ポイント 
スモークツリーを生花の基本体に。
ヒマワリはスモークツリーの後ろに配し、
バラ、ゴッドセフィアーナの色を溶け合します。
※色ものは広げないで、スモークツリーの間に配し、深みを演出。



●花材/ スモークツリー、バラ、ヒマワリ、他
●花型/ 生花(逆勝手)


●花材/

アガパンサス、漂白蔓、ヤブラン

●花型/ 自由花

 

ポイント 
漂白蔓は自在に曲げられるので広がらないよう引き締めた形に創作する。
バランス

 漂白蔓を抽象的に絡ませ、
中央には紫の火花を散らす感覚で。
籠の形をイメージ、中心部は新鮮野菜を。

水揚げ 水切りの励行。

創作自由花 西阪慶眞作

  


優しい風が色を運ぶ

 「再生」「復活」と云う言葉がある。 に繋がることを願いたい。 何気無い日々の生活の中で普通に耳にし、特別意識するこ そんな思いになった直後のニュースで、ウクライナ侵攻の と無く誰もが使っている言葉だが、その言葉の持つ意味、 爪痕残る荒れ果て、瓦礫と化した街で、ほんの僅かな場所だ そこに大きなエネルギー?が働くことに改めて気付かされ た。「諦めて失なう」のでは無く、どうすれば、生かし、生 かされ、それが私達に何をもたらしてくれるのか。 あるテレビ番組で、海のゴミ ( プラスチック等 ) を宝物と 呼び、それを素材に新たなアートとしての存在価値、付加 価値をもたせ、現代社会への疑問を形を変えて発信する人 が居た。批判的な人は、それも特別な才能を持った人だか らと、どこまでも他人事としか捉えないかもしれないが、 海岸等々に捨てられた?打ち上げられた?ゴミを自ら拾い 集め、そのゴミから意味ある「再生」を...それを実現させ るために鳥羽に移住、自身が磨いてきた技術だけではなく、 地元の人達との時間を掛けての人と人との繋がり、信頼関 係が結ばれて初めて新たな意味あるものに生まれ変わった のだということを知って貰いたい。更には、そもそも拾われ てその素材となっているものが、私達の生活の中から日々廃 棄されるプラスチック等々であり、世界規模で環境汚染を起 こしている物であるという事実も、忘れないでいて欲しい。

 

 

 

この「再生」が、環境汚染のどれ程の解消に繋がるのか ...世界を思えば、微々たる物、ほんの僅かな事だと思う。 しかし、誰かが、何らかの形で発信することでその意図が 共感を呼び、例え発信の形が違っても、一人でも多くの人 が環境汚染を考え、新たな「再生への道」を作り出してく れることに、また、私達一人一人の環境保全への意識改革
が、植物を、花を植えている人の画像が目に入ってきた。一 面モノクロの世界に色が蘇ってきた!。今は僅かな色ある空 間だが、命ある植物を植えている姿に、同時に伝えられた街 の「復活」への様々な行動を耳にし、涙する思いに...。 しかし、今もまだ戦時下にある地域から耳に届くニュース は、限りなく重く、苦しく、悲しい現実に変わり無く、時に内 容は更に深刻さを増し、耳や目を疑うほどの悲惨さを伝える ものも...。いつ終わりが迎えられるのか...。 今起こっているウクライナ侵攻等の争いや、環境汚染等々 人が起こす禍?が後を絶つと云うことは、残念ながら過去 の長い歴史をみても悲しいかな無くなることは無いのかも しれない。しかし、同様に私達人間が存在する限り「、再生「」復 活」もまた、人々の努力によって限りなく繰り返され、新 たな未来が、より良い明日に繋がる今があると信じ願いた い。また、ひとりの努力は微々たる力だが、この世界に共 に生きるひとりの人間であることは間違いなく、可能な限 り今出来る努力を惜しまずにいたいと思う。

                
            専慶流 西阪慶眞

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