ポイント 5〜8ミリ前後のつぶらな実を持つシンフォリカルポス。互生した細い茎の頂点に数個付ける様は何とも可愛い。
北アメリカ原産の落葉樹で、スイカズラ科植物。実の色は白又はピンクがあります。植生上、枝の分岐が多く、品質低下が見られるようで、栽培には整枝が不可欠と云う。
濃い緑色をした葉を付けていますが、可愛い実を強調するために葉は取り払います。実ものらしく、たわんだ形で構成するといいでしょう。
小さい実であることから、配材は少し大きな淡い色の花が似合います。ここでは造形的な捉え方をして稲穂と取り合わせています。
花材/柿、ドラセナ、菊
たわわに実る秋、柿を見ると木登りした幼少時代を思い出す。都会に住む子供は柿の木さえも知らないと聞くが、材は折れやすく、柿の木には登らないようにと教えられたもの。いけばなで使用する場合も当然撓めは効かない。生花には幹を見せることから、古木の木肌と茎の曲がりを捉えます。
実ものは想像以上に重量があり、完全な固定法を探っておく必要があります。作例のような太い茎を剣山に留めることは出来ません。叉木留めや、重さのある「カモ」の使用など、器の形も含めて十分検討しておきます。
配材にはシオン、ホトトギスなど、季節の素材を組み合わせますが、作例のような和洋折衷の組み合わせも新鮮さを覚えます。
滋賀県今津町に咲く赤そば
自他共生
華道専慶流 西阪慶眞
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